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2016/02/06

イソップ寓話 すっぱいブドウ



今回はイソップ寓話の すっぱいブドウです。

キツネが、おいしそうなブドウをみつけて、食べたいから、とろうとして、がんばったけど、結局ダメだったから、

最後に強がって「あんなマズそうなブドウ、すっぱいに決まってる、タダでも要らない!」といって去っていく話だね。

強がりって、わかるけど、気持ちもわかるね。

絶対手に入らないなら、自分にはムリだ、って言うより気持ちのバランス的に良いでしょ。すでに、けっこう頑張っちゃってますから。

そうか、見た瞬間に、ああ、あの高さはムリだ。なら、精神的ダメージは、ほとんど無いんだ。頑張ったのにダメだった、は辛いな。

だから、おいしいお店で、待ったり、並んだりすると、より、おいしく思うのも、実は同じ理屈です。

ああ、そうか、自然にバランスをとる様に出来てるんだ。ムリしてる訳でもないんだ。

自分のことも判っているようで、判っていないものですよ。
2016/02/08

イソップ寓話 カラスとみずさし



今回はイソップ寓話 カラスとみずさし です。

へー知らないなぁ。

のどがカラカラになったカラスが、みずさしを見つけました、喜んで近づいたけれど、水が少なく、くちばしが届きません。そこで、色々やってみるのですが、ダメでした。

じゃあ、水は飲めなかったんだ。

いや、最後は、水が少ないから飲めないことに気付き、みずさしに、小石をたくさん入れて、嵩を増やして見事水を飲んだのです。

あー、知ってるわ、小石でね、思い出した。頭のいいカラスだねえ。あきらめない事が大事だって話だね。

そうなんです、でも、工夫をする。って言う所が一番大事ですよね。

と、言うと。

目標を、あきらめないって言う人はいくらでもいます、でも、工夫しているか?ってことです。出来もしないことを諦めないのは時間の無駄です。でも、工夫して試しているのなら、きっと上手く行くでしょう、上手く行くまで工夫し続けるんですから。

頭を使う、ってことだね。

2016/02/11

イソップ寓話 狩人ときこり



今回はイソップ寓話 狩人ときこり です。

狩人が、ライオンの足跡を探している、と言うので、きこりが、じゃあ、ライオンの所に直接連れて行ってあげる、と言うと、狩人は、いや、自分が探しているのは、足跡だから、結構です。って震えながら言いました。って話です。

…。

ダサっ!!!!

ライオンを狩りに来てます。ってふりしてたんだ。かっこわる~。

でも、口では言ってるけど、実際には何もしない人とか、チャンスが来ると、もう少し若かったらなー、って言う人少なくないでしょ。

もう少し、若かったらなー、って言って何もしない、って言われたら、急にリアルな感じだ…。

いや、この話ね、口先だけじゃ英雄になれない的な意味なんだけども、実際ライオンと戦うなんて危ないですから。例えば、退職金で独立して、失敗するなんて話、よくあるけど、勇気って言えますか?

実際、独立なんてしたら稼いだ金以外一円も入ってこないんだもんね。

この狩人はコレでよかったんじゃないですか。

そうかもね。

2016/02/12

イソップ寓話 金の斧



今回はイソップ寓話 金の斧 です。

ふつうの斧を泉におとした、きこりに、神様がこれは貴方の落とした斧ですか?って、きこりに、金と銀の斧をみせる、きこりは、違いますって言う。

そして神様が普通の斧を見せると、ああ、それが、私のです。って言う、神様は正直者に感心して、3本とも斧をくれる。それを見ていた人が、自分も斧を落としてみると、神様が再び出て来て、これは貴方の斧ですか?って金の斧を見せる、マネをした人は、そうです。って言ったせいで、元の斧も失う、って話。神様は正直者が大好きってお話。

あ~有名だよね、この話、大嫌いだよ、この話のせいでたくさん損した。

ええ、そうなんですか?

にわとりさんは正直者だけど、そのせいで、どれだけ損したか、上司に、あーバカなんですね、やっぱり。って言って大変な事になった事ある。

それはダメでしょ、この話は、明らかに試されてますよ、普通のきこりが金の斧なんて持ってるわけ無いのに、わざわざ、聞いてくるのは相当おかしいでしょ。しかも金の斧を持ってるのは相手なんですよ。

そうだね、普通くれないよね、今、金すごく高いし。

いや、昔の話ですけれども。それで、この、試された人の後に、マネをした人が問題ですよね、はっきり言って、頭悪いですよね。

冷静に考えてマネをしてもらえると思います?

斧を泉に投げる時点でダメだね。なんの考えもない投資、いや、妄想の投機だよね。

ふつうに、ドボンで、おしまいですよ。

最初の正直者はサクラかな。上手い話なんてあるわけないよね。少しは考えないと。
2016/02/13

イソップ寓話 王様になりたかったカラス



今回はイソップ寓話 王様になりたかったカラス です。

おー、知ってる。神様が、一番美しい鳥を鳥の王様にする!って言ったので、カラスは王様になりたかったけど、自分がみにくいと思ったので、色々な鳥のきれいな羽を身につけて美しく飾るんだよね。神様は、とても美しくなったカラスを王様にしようとするけど、他の鳥たちが怒って、カラスの飾り羽をむしりとる。

自分の本当の姿じゃなく、飾りで美しくなってもダメだって、教訓。

いや、そうなんですけど、現実って、着飾ってもダメですか?

ここだけの話、身だしなみは大事だね。

正直者で、親切な心を持っていても、みすぼらしかったら認められないですよね。

まあね。

この話のポイントは、神様は認めてるんですよね、カラスの飾り付けられた美しさを。

そういえばそうだね。

その飾りつけは、努力に映ったのかもしれません。

でも、最後はダメだったよね。

努力したって、妬まれないようにしないと、全てダメになる、って話にみえるんですよね。だって、カラスは自分がみにくいと思ったから、がんばったんですよ。それを神様が認めて、あと一歩ですよ。

なんか、たしかにリアルな感じしてきたな…。

カラスの心が日頃から美しかったら…。でも、神様は見た目の美しさでOKだったんだよね。

この話、深いですよね。こう考えると、人によって、違う教訓が得られますよ。

2016/02/21

イソップ寓話 アリとハト



今回はイソップ寓話 アリとハト です。

イソップ寓話って、実は知らない話の方が多いな!!

アリが水を飲もうとして溺れてしまいそうになったのを、はとが葉っぱを投げて、ありを助けます。後日、ハトが猟師に狙われるのをみたアリが、猟師に噛み付いて、ハトを助ける。と言う話です。

面白いかどうかは別にして、いい事をすれば返って来る。ということかね。

まあ、そういうことなんですかね。

この話のポイントは、すごい起こらなそうな確率の出来事ってトコロじゃないですか。

たしかに、出来すぎたタイミングだよね。

で、考えてみたら、気付いたんです。どっちも、した方は大したことないけど、命が助かってるんですよ。

おお!!たしかに!!

かえるさんは思うんですけど、だったら、自分に返って来なくても、した方が良くないですか?

まあ、人助けってしたら気分いいよね。お返しを期待するのも、さもしいよね確かに。
2016/02/22

イソップ寓話 ロバを売りに行く親子



今回はイソップ寓話 ロバを売りに行く親子 です。

どんな話?

親子がロバを売りに行く話です。親子がロバを引いて歩いていると、「せっかくロバがいるんだから乗れば?」と言う人がいたので、なるほどと、親は子供をロバに乗せました。

しばらく行くと「若い子がロバに乗って親が歩くなんて」と言う人がいたので、なるほどと、親子は交代して、親がロバに乗りました。

しばらく行くと「自分だけラクをするなんて、一緒に乗ればいいでしょ」と言われたので、二人でロバに乗ることにしました。

しばらく行くと「2人も乗るなんてロバが可愛そうだ」と言う人がいたので、2人はロバから降りて、ロバを棒にくくりつけて、2人で担いでいくことにしました。

しかし、ロバが嫌がって暴れだした所が、ちょうど橋の上で、ロバは川に落ちて流されて行ってしまいました。おしまい。

…。バカだ。バカは損して当然だ。って話?

そうも言えますよね。自分で考えないで、人の意見に右往左往しては、ろくな事にならない。って話ですね。

そうだよね、でもさ、なんで自分で考えないといけないんだろう?

お、いい質問ですね。人のアドバイスって言うのは、精密に、正しく、相談者の立場を完全に、つかんでると思いますか?

ああ、そうか、本当に自分の現実的な立場、感情、周囲の人の状態、気持ちまでを理解してるわけじゃないよね。

もちろん、自分でも、そういうことは難しいことです。だけど、他人だったら、もっと難しいでしょ。

自分で考える、確かに大事なことなんだね。
2016/03/06

イソップ寓話 ずるいキツネ



今回はイソップ寓話 ずるいキツネ です。

2匹のネコが食べ物を争っていたので、キツネが、平等に分ければいいと、ネコをなだめます。

あー、それで、こっちがちょっと多いな、とか言って、多い方を少し、キツネが食べる、今度は反対側が多いとか言ってキツネがまた少し食べる。この繰り返しで、キツネが全部食べちゃうって話だ!

面白い話だよね。教訓はなんなの?おもしろいだけ?

争っていると第三者に、狙われやすい、ってことです。

たしかに、仲が悪い人同士は操りやすいかもね、悪口とかで。

そうですね、くだらないウソでも、確認出来ないですし。

食べ物を全部食べられちゃうのは、かわいいネコさんたちの話だけど、争いは油断ともいえるね。

自分たちで解決できないほど争っては良くない、って事ですね。
2016/03/12

イソップ寓話 ねずみの恩返し



今回はイソップ寓話 ねずみの恩返し です。

ねずみ大人気だよね、結構出てくる。

ライオンに捕まったねずみが、命乞いをして、ライオンは、まあ、そこまで言うなら、と、ねずみを逃がします。

話せば判る、ライオンだなぁ。

ねずみは恩返しを約束して去ります。

社交辞令でしょ。

ライオンもそう思って忘れていたのですが、ある日、ライオンが網にかかって身動きが取れなくて困っているところに。

ねずみが助けにきたの?!

その通りです。教訓は、強者が弱者の助けを必要する事もある。ってことです。

確かに、そうだよね。弱者だって、馬鹿にしちゃいけないかもね。

強いとか、弱いとか、状況によって変わるって事ですよね。

たしかに、たしかに。
2016/04/11

イソップ寓話 おおかみと羊飼い



今回はイソップ寓話 おおかみと羊飼い です。

あるところに羊飼いがいました、オオカミがいるので、羊を守ろうと警戒していたのですが、なにやら、親切なおおかみのようで、羊の世話を手伝ってくれているようでした。

おお、いいおおかみだ♪

そこで、ある日、オオカミに羊の世話をまかせて出かけることにしました。

そして、羊飼いが帰ってきたら、羊は全滅していました。おしまい。

あれっ?どうして?

だって、オオカミですもの。

まあ、そうだけどさ。オオカミはオオカミってことか。

最初から、だます気の人もいるから気をつけろってことでしょうね。

でも、お友達が欲しいオオカミさんもいるかもしれないでしょ。

でも、羊はオオカミの食料ですよ。

よく考えろ、ってことか。

よく考えろってことです。