2016/01/14 イソップ寓話 北風と太陽 イソップ寓話ってありますよね。アリとキリギリスで有名な、イソップ童話だね、知ってるよ。古代ギリシャの時代の奴隷だったアイソーポスが語ったお話。まあ、実際はそうでない話も入ってますし、アイソーポスも実在した人らしい、と言う程度の事しかわかってない人ですが、とにかく昔から伝わるお話です。北風と太陽って知ってますか?知ってるよ、太陽と、北風が、旅人の上着を脱がせる、競争をして、北風が、がんばれば、がんばるほど、旅人は上着をしっかり押さえてしまったけど、太陽が熱を送ると、旅人はあっさり上着を脱いだって話でしょ。無理やり、やっちゃダメよ、って話だね。あの話は2番勝負のバージョンもあるんですよ。へー、そうなんだ。旅人の帽子を脱がす、って競争をするんです。その競争では、太陽が、がんばれば頑張るほど、旅人は、帽子をしっかり押さえてしまうんですが、北風はカンタンに帽子を吹き飛ばします。一勝一敗じゃん!!太陽の勝った話だけだと、物事はムリに力ずくでやるより、自発的にやるように仕向けた方がよい。という意味で、2番勝負の方は、目標に合わせて、適切な方法を用いた方が良い。という意味になりますよね。そうだねえ、教訓ってムズカシイね。人生は、どこを切り取るかで教訓は変わってくる。ってことでもありますね。 スポンサーサイト
2016/01/16 イソップ寓話 犬と肉 イソップ寓話の、犬と肉って知ってますか?知ってるよ。犬が肉をくわえたまま橋を渡ろうとしたとき、水面に映った自分の肉をみて、その肉を水面の犬から奪おうとして、ほえたら肉を水中に落としてしまった。って話。欲張っちゃいけないよ。って話だね。にわとりさんは関係ないね。そうなんですけど、この話、はたから見ていたら、そう見えますかね。自分の肉を守ろうとしたようにも見えませんか。あー、水中の犬からか、そうもみえるかもね。欲張りな、まぬけな犬。だと、大した教訓じゃないですけど、守ろうとして、むしろ全てを失う。だと、けっこう説得力を感じるんです。そのほうが、思い当たることあるかもね。守ろうとしすぎて全てを失う。か。色々考えてみると面白いですよね。
2016/01/19 イソップ寓話 ウサギとカメ イソップ寓話、ウサギとカメ!これは本当に誰でも知ってるよね。足の速いことに、うぬぼれたウサギが、足の遅いカメをバカにして、キレたカメがウサギに競争を申し込んで、足の速いウサギが真剣に勝負しなかったからカメに負けてしまうんだよね。全くその通りですが、この話、教訓になってます?足の速いうさぎ、って自分と重なる人は少なくないですか?、共感できます?あー、なるほど、足の速い、走ることに関してはエキスパートなうさぎが、油断して負けた、って、正直、バカなウサギ、って思うわ。自分とは重ならないな。一日の競争だから、ウサギが、おばかさんに見えますけども、これが、同じポテンシャルのカメ同士の競争で、10年とか20年かかるような超長距離、例えば世界一周のようなレースにして、どちらが勝ってもおかしくなかったのだが、わずかに有利になったカメが、本気出せば、少し位なんとかなると思って、チョコチョコ、サボってるうちに、取り返しが付かなくなって敗北する。と言う話だと急にリアルになりません?カメとカメ!!いやだな、リアルすぎて、重苦しいよ。人生じゃん、人間の人生じゃん。かえるさんはカメとカメのほうが面白いです。ウサギとカメは真意が伝わりにくいですよ。
2016/01/21 イソップ寓話 ウソをつく子供 オオカミ少年の話だね。ウソつくと信用を失うよ。っていう。その通りです。でもこの話の教訓、もう一つあると思うんです。何でしょう?これ、ウソをつくのが子供じゃなくて、大人で、人の悪口だったらどうですか?あー、週刊誌とか買う人いるんだもんね。ウソでも、信用を失わないケースもあるのか。そうなんですよ、身近な例でも、悪口って、威力あるでしょ。ある、あるなぁ。なんで悪口は信じちゃうんだろう。週刊誌とかだって、会ったこともない女の子のこと、すごく悪く書いてあったって、かわいそう。じゃ無くって、信じちゃう人も多い。言いかえれば、悪口は金払ってでも知りたい人がけっこういるって事か。物語では、大事な家畜の羊を守るためにはオオカミ出現は重要な事件なのに、自分が直接動くのはめんどくさいから、子供のいうことを、カンタンに信じなくなったわけでしょ。でも、自分が関係なければ、けっこうウソでも通用する。儲かります。っていうから詐欺も通用するんだもんね。うそ、っていうものが自分にとってどういうものか?考えるきっかけになるといいですね。
2016/01/22 イソップ寓話 獅子の分け前 今、(かえるさんの中だけ)人気のイソップ寓話シリーズ、今回は獅子の分け前、です。え、それ、知らないわ。超、いい話ですよ。ライオンとロバとキツネで、狩り、に行って、獲物を分けるのを、ロバが担当しました。平等に3等分したので、ライオンは怒って、ロバを食べてしまいました。なんだよ、それ!!ライオンひどいな。そして今度はキツネが獲物を分けたのですが、ほとんどライオンの分にしたので、ライオンが「どうして、こうやって分けたの?」って聞いたら、キツネは「ロバの運命がこの分け方を教えてくれました」って言ったそうです。キツネ助かったけど、かなしいな。権力にはかなわないって事か。それが、生きるってことだ。リアルすぎてかなしいな。どこがいい話しなのよ!!かえるさんはこの話、いつも思うんですけど、ライオンが、3等分に分けてたら、かっこよくないですか?あーなるほど、かっこいいねぇ。そうなれたら、いいな。って思うんです。
2016/01/23 イソップ寓話 馬をうらやんだロバ 今回もイソップ寓話 馬をうらやんだロバ です。ほう。いつも荷物を運んだり、こき使われているロバは、いつも大事にされてる馬をみて、自分も馬に生まれたかった。と思っていました。そりゃ、思うね。でも、戦争が始まると馬は戦場に連れて行かれて、大ケガをして帰って来て、ロバに戦争に行かなくていいロバに生まれたかった。といったと言うお話です。ロバは、戦争に行かなくていいし、馬は、日頃大切にされていた。でも、自分の辛い所だけを思ってお互いを、うらやましいと思ってたんだ。リアルでしょ。リアルだわ。日頃努力しても報われないと思ってる人は、実は人間的にも成長してるし、きっと強がりでもいいから胸を張るべきだと思う。コネだけで生きてきて、なんの苦労もしていない人が、なんでもないことでも、いちいち、なげき悲しんでいるのを見たことがあるけど、同じ人間として、哀れの一言だった。金持ちは金持ちで、そういうボンクラをコネで雇ってて大変だなって思った。そうだよね、ロバさんは日頃から役に立つから、戦争に行かなくていいんだもんな。役目が違うだけなんだよな。自分のしあわせを見るようにしたいね。
2016/01/25 イソップ寓話 ねずみの相談 今回はイソップ寓話のねずみの相談です。そんなのあったけ?いつもネコにひどい目に合わされていたネズミたちが、ネコを何とかしようと話し合いをします。あー、それで、ネコに鈴を付けよう!ってなる話か。そして、誰が付けるかって、なったら、誰も名乗り出なかった。って言う話です。これさ、当たり前だよね、自分が食べられたら元も子もないもの。なんの教訓なのさ。出来もしないことは考えても意味が無いってことです。なるほど、なっとく。でも、出来ないのはなぜか?って考えれば、ネコには勝てないからでしょ。じゃあ、戦わないですむ方法は無いのでしょうか?寝てる時かな。でも鈴が鳴っちゃうからネコが起きてくるよ。じゃあ、水を入れて凍らせたらどうでしょう?じゃあ、決行は冬だな。いや、人間の冷凍の倉庫が使えるかも。でも、ネコはビンカンだからな。怖いな。命がかかってますからね、冷静です。では目的は何でしょう?恐ろしいネコを何とかすること。そうです、鈴がムリなら、倒せばいいんだ!!毒を盛ればいいんだ!!そうです。ネコを倒す毒と言えば、人間界にあふれています。たまねぎ、チョコレート、いか、えび、お酒、他にもたくさんあります。くわしいな。ネコ大好きなんで、あげてはいけないものリストから、少々。まあ、実際にねずみにはムリでも、鈴にこだわるのは間違いだね。そうなんです、目的と手段がごちゃ混ぜになると、出来ることもあきらめちゃいますよね。なるほど。
2016/01/29 イソップ寓話 アリとキリギリス 今回はイソップ寓話 アリとキリギリスです。これは超有名だよね、夏に遊びまくってた、バカなキリギリスが、冬に、食べるものが無くって、アリに見捨てられて死んじゃうはなしだね。これは、キリギリスは、ほぼ一致でみなさん愚かだと思うでしょう。意見が別れるのはアリですよね。夏に遊んでたやつは、死んで当然という、厳格な態度、これは大事なポイントだと思うんです。この話は事実じゃなくて、教訓をもたらすもの、と考えると、このアリの厳格さは鍵になりますよね。実際、夏の時点で、冬に備えるってスゴイよね。かなりまじめだよね。カタブツだ、確かに、友達少なそうだよね。考えようですが、実際に全く将来を考えない場合、未来は悲惨でしょう。でも、実際はキリギリスの要素も多くの人が持ってますよね。言われてみると、そうだな。アリがエライ、と思い込んでた。アリは、キリギリスに、夏には歌ってたんだから、冬には踊ればいいじゃないか。と言うのが最後のセリフです。うーむ、ちょっと怖いな。でも、間違いとは言えないでしょ。助けたって、キリギリスはまた夏に遊ぶかもしれませんよ。あー、アリに助けてもらって心を入れ替えるバージョンの話もあるけど、そんなのは、物語だからでしょ。変わらないのが大多数ですよ。自分を思いっきり、キリギリスに当てはめて読むと、この話結構深いな。
2016/02/04 イソップ寓話 ガチョウと金のタマゴ 今回はイソップ寓話 ガチョウと金のタマゴです。知ってる、知ってる!金のタマゴをうむガチョウを手に入れて喜んでいた人が、もっと欲しい!ガチョウの中は黄金が詰ってるはずだ!って、ガチョウのおなかを裂いてしまい、損をしてしまう話だ!欲を出して全部ダメにしないように、って話だよね。そうなんです、そうなんですけど、これで良かったんじゃないですか。なんで!!大損だよ!!だって、ガチョウが金のタマゴをうむのを待つだけの人生なんて、もったいないと思うんです。まあ、確かに一理あるね。どちらにせよ、ガチョウより長生きすれば同じことだし、お金の為に自分を見失ったら、最後には後悔すると思うんです。そうか、年をとった後、ガチョウのおかげでいい人生だった、とは思わないよな、きっと。
2016/02/05 イソップ寓話 おんどりと宝石 今回はイソップ寓話の、おんどりと宝石です。全然、知らないわ。おんどりが、地面を掘っていて宝石を見つけたのですが、おんどりは、「落としたやつはこれを渡してやったら喜ぶだろうが、自分には何の役にも立たない、麦一粒の方が全然いいや。」って言うんです。そうだねぇ、人によって、必要なものは、ちがうって言いたいのかな。ふくらませて考えれば、他の人と比べてもが意味無い、とも言えますよね。それと、自分が欲しいと思っているものが、他の人から見たら結構くだらないものかも、って考えると又違うでしょ。あー、自分と他の人は違う、って言うのは良く聞くけど、自分が欲しいだけかも、って思う角度は結構いいかも。人って他の人がどう思うか?ってけっこう気にしてるよね。欲しいものをガマンする技術は、人生を変えますよ。