fc2ブログ
2016/03/13

老子 みちがすたれてじんぎあり 第十八章



本当の道がすたれているから、仁義などいう言葉が出てくる。

家庭不和が出てきて、親孝行と言う言葉が出てきた。

国がすたれて、乱れて忠義の臣という言葉が出てきた。

そうか、無いものが欲しくなって、そういう言葉が出てくるのか。そういう考え方もあるね。

ダメになった部分をつくろう為に色々な言葉が出てくるんですね。



スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

仁という語には良いものを感じますが、
仁義という語には恐ろしいあの世界を思いだします。
親孝行と忠義という言葉を見ていたら、
これは上下関係を尊ぶ教えだと思えますね。
日本人には身分の上の立場の人を重要視する
特質がありますが、中国の儒教の教えが
入ってきて、それを学者らが教えたせいでしょう。
ユダヤ教キリスト教にも同様の教えがありますが、
昔は洋の東西を問わず、上下関係を意識するということが
かなり重要視されていたということでしょう。
こういうことはバランス感覚が大事で、
何でも極端になると問題が生じるようになりますね。

(y^ω^)yこんばんは~☆

☆バーソ☆様へ

(y^ω^)y 上下関係を教える、それは教えなくていけないほどすたれたから、と言う考えなんですね、老子さん。

(y^ω^)yそれをキチンと学問として教える、それが、おっしゃるとおり、儒学ですね。

(y^ω^)y日本は古代の男女平等的思想から、中国の方から来た、仏教の影響で、男尊女卑になって言った様子は、古事記の初めのエピソードの通りです。

(y^ω^)y仏教では、組織の安定運営の重視の面で、上下関係、年功序列をきちっとすることを重んじたのですね。だから、組織は変革に弱い。それは東西同じのようですね。

(y^ω^)yして、何が重要かといえば、仰るとおり、やはりバランスですよね。四書の中庸いわく、礼儀とは中道を行くことである。

(y^ω^)y結局、儒学的思想でも、やりすぎは慇懃無礼と言うことなのですね。しかし、それが、難しい。コレ一つ学べばいい、と言うカンタンなものではないですものね。

(y^ω^)yその点では ☆バーソ☆様のブログをみてると、こういう、深く広い、しかも、形式ばらず、楽しい、はある意味で礼儀を極めていると言える気がします。

(。-ω-)b自分は、そういった点でも、全く勉強させていただいております~☆